天秤座新月

2023年10月15日2：55 天秤座21度07分で新月を迎えました。

月の満ち欠けは人の呼吸と一緒。前の満月の流れを汲み、今回の新月をどう迎えるかを考えるとよいでしょう。

次の満月までの2週間の過ごし方の参考にしてみてください。

「天秤座」の意味

キーワードは「我は均衡させる」

天秤座は広く繋がる外交家です。12サインの中でも最も社交的で、人との関わりを強く求めます。

バランス感覚とコミニュケーション力があり、他人との調和を大切にし、物事を客観的に捉え、公平で正義感に溢れています。

また、調和を好む傾向があり、美的感覚に優れています。

今回の新月はこの天秤座で起こります。

「他者との関わりとバランスを取りながら、自分を出していく新月」となりそうです。

天秤新月のホロスコープ

サビアンシンボル「噴水で鳥に水をやる子供」

今回の新月が起こる天秤座22度のサビアンシンボルは「噴水で鳥に水をやる子供」です。

動物や自然を愛することで元気がチャージされます。

悩んでいる人、困っている人にそっとして優しく寄り添うことができるのです。

人々の憩いの場である「噴水」や、心を癒す「オアシス」のような存在になります。

自分の役割を果たすことで、心と魂のエネルギーがチャージされます。

天体の位置から見るポイント

新月（太陽/月）と水星がコンジャンクション（0度）
感情と思考のバランスがとても優れている、優れた観察力や記憶力、柔軟な適応力、話し上手
新月（太陽/月）と天王星がクインカンクス（150度）
独特の感じ方、人生の進み方が人と違う
新月（太陽/月）とカイロンがオポジション（180度）
自己主張をすることに躊躇う、自分らしく生きることにテーマがある
水星とカイロンがオポジション（180度）
表現する時に感じる痛みを乗り越える
金星と火星がセクスタイル（60度）
良いものを見極め味わう、好きなものに夢中になる
金星と土星がオポジション（180度）
喜びを押さえ込む
火星と冥王星がスクエア（90度）
怒りが爆発する、突発的な衝動による行動

今回の新月は日食を伴う新月

今回の新月は、金環日食を伴います。しかし、残念ながら日本では見る事はできません。

日食は占星術でも重要な天体イベントのひとつで、次の日食までの期間に影響を及ぼします。ちなみにその次の日食は２０２４年４月８日です。

太陽月のコンジャンクションは同じ天秤座の水星とコンジャンクション、そして山羊座の冥王星とスクエアのアスペクト。
次の新月まで、社会面では、先月に引き続き経済、金融・経済、財政面に世間の意識が向かいます。
経済の立て直しが急務な状況で、期待させるような言葉を並べたり形だけで実効性のない政府の経済政策に批判の声が強まりそうです。
国民ひとりひとりの意見、行動が未来の運命を決める重要な時となりそうです。

個人では、対人関係、パートナーとの関わり方がテーマです。対人関係においてはバランスを意識するとよいでしょう。

不調和がある場合はこの時期に問題として表面に出てくるかもしれませんが、関係性をあらためて見直す良い機会になるでしょう。
大切な人とは話し合いを避けずにお互い向き合うことから良いバランスは取り戻せそうです。

また、言葉の影響力が強まります。実生活やSNSでの失言・誹謗中傷のエネルギーの影響は発言者にも及び、長く引きずることも。

今回の新月は、「他者との関わりとバランスを取りながら、自分を出していく新月」となりそうです。