4月の星読み

4月は春風の応援を受けて決断する勇気を

向かい風を感じながらゆっくり歩くか、自ら風を切って全力疾走するか、強く吹いている風でも驚くほど優しい繊細な愛を感じられる、そのコントラストが楽しい時です。

恐れや自己ジャッジを外して現実を見てみると、静かで豊かな恩恵が目の前にあることを感じられるかもしれません。

新たな世界へ踏み出す勇気を持ちましょう。

主な星の動き

4月初旬の動き

4月は2日の牡羊座での水星逆行からスタートします。

水星逆行時は物事のスピードが落ちたり、コミュニケーションや移動、取引にまつわる混乱が生じたりと、急にブレーキがかかるような思考が生じやすくなります。

そのため今月末までは、契約を結んだり重要な合意を取り付ける場合、細心の注意を払う必要があるでしょう。

一方で失ったと思ったものを取り戻せる、復縁できる、懐かしい人と再会できるといったことあります。

過去にやり残した課題に再チャレンジする期間にもなります。

水星の逆行が終わるのは4月25日です。

3日には魚座の金星が海王星とコンジャンクションとなります。

理想的な世界への憧れが強くなりますが、理想と現実のアンバランスさを実感してしまうかもしれません。

その二日後、5日に金星は牡羊座に移動し、同じく牡羊座にいる太陽・ノースノードとコンジャンクションとなります。

冒険への欲求に駆られる人も中には出てくることでしょうが、行動する前にあらゆる確認を行うのを忘れないようにしてください。

かといって、過度に慎重になりすぎるのもよくありません。

牡羊座は12星座のスタートのサイン。新しいサイクルに入ることに意識を置いてみてください。

ちょうど入学式や始業式など新たなスタートをきる人も多い時期。自分から生まれようとしている喜びを育てるようにしましょう。

9日には皆既日食での新月が牡羊座で起こります。

3月25日の月蝕から始まった「蝕の季節」は、4月9日の皆既日蝕でそのピークを迎えます。

運命に突然のレールチェンジが起こり得るという緊張感がいま、世界を包み込んでいます。

この間、火星と土星は魚座でコンジャンクションしており、このコンジャンクションは4月10日まで続きます。

4月中旬の動き

中旬に入り、12日には牡羊座で太陽と水星がコンジャンクション、16日には逆行している水星がカイロンとコンジャンクションします。

そのため、過去のトラウマと向き合うようなことがあるかもしれません。

19日には水星と金星がノースノードとカイロンに挟まれてコンジャンクションします。

蝕で起きたことがハードルのように感じられていた人でも、この時期には再び前向きな気持ちを取り戻していることでしょう。

そして同じ日に太陽が牡牛座へ移動し、牡羊座の季節が始まります。

4月下旬の動き

21日、牡牛座で木星と天王星のコンジャンクションが正確に起こります。

木星て天王星のコンジャンクションは13年ぶりになります。

新しく何かを生み出そうとする前向きなムードに包まれることになります。

そして24日には蠍座で満月が起こり、冥王星と二度の差を持ちつつ緊張感をはらむアスペクトを形成します。

未知の可能性に賭けたい自分と、現実を無視できない目の前の喜びと、深いところから足を引っ張られているように感じる過去の思い込みや引き継がれてきた信念とが対立しやすい時。

ここ数日でいろいろな感情が混ざり合った雰囲気になっていますが、新しく進んで行くためには必然の通過点です。

25日、水星が逆行を終了します。方向性が決まり、再び動き出す時です。

29日には金星が牡牛座入りし、牡牛座の性質がキラキラと輝き始めます。

愛情、美的感覚、美味しいものを美味しくいただけるなど、自分の感覚に素直になります。

様々なことを決断し、進めて行く月になりそうです。

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